| 平和党は世界平和に貢献する国づくりを七つの目標、三つの指針により目指します。 | |||
| 世界の共有すべき理念(七つの目標) | |||
| 核兵器廃絶と平和、自由と民主主義、社会的平等、人権の尊重、自然との共生 | |||
| 国家的目標(三つの指針) | |||
| Ⅰ.憲法の再確認と国民的議論を経た改新 | |||
| (新しいアジア、世界平和に貢献できる日本の50年計画) | |||
| 三つの論点 | |||
| 1、 | 日本国憲法前文に地球上に於ける核兵器廃絶の目標と平和主義を宣言 | ||
| 2、 | 主権在民の明確化と日本の歴史・文化、皇室への理解 | ||
| 3、 | 世界平和、核兵器廃絶につながる国際的な平和推進機関としての実際的な | ||
| 自衛隊の使命(最終的に国際平和機溝に委ねる) | |||
| 下段の「地球は一つ、核兵器廃絶の道」を参照・必見 | |||
| Ⅱ.財政健全化 財政再建(財政破綻を回避・100年再生計画) | |||
| 1、 | 財政健全化法の制定と財政再建の為の無利子・無税特別国債(利払い費軽減) | ||
| 2、 | 公務員制度、定年制、地方行財政、公的支出の抜本改革 | ||
| 3、 | 社会保障、年金、税制の一体的、抜本改革 | ||
| (1・2を充実の上、財政再建及び社会保障目的化消費税導入) | |||
| 「天は自ら助くるものを助く」の項参照 | |||
| Ⅲ.核兵器と戦争の根絶(アジア非核化20年、世界非核化の長期計画) | |||
| 1、 | 戦争・紛争を誘発させないための外相・首脳級による世界的常設会議機関 | ||
| の設置協力 | |||
| 2、 | 世界平和の為の文化・経済・宗教の各世界的常設会議機関の設置 | ||
| 3、 | 核兵器と軍事産業の縮減の為の管理・統制・会議機関の設置 | ||
| ※朝鮮半島の完全一体化を10年内に実現。米国・ロシア・ヨーロッパ、その他 | |||
| 諸国を含め、日本・韓国・北朝鮮・中国の間での政治的社会的価値の一層の共有 | |||
| 国民的運動としての「核兵器廃絶平和運動」の項参照・必見 | |||
平和党からの学びや、働く人への応援メッセージ
_私達は日本の歴史を振りかえる時、世界史の視点から二つの大きな出来事を知る必要があります。一つは鎌倉時代・元冠で知られる様に、一つの帝国が世界を席巻していた時代に、武士団を中心にして結束し、上陸を阻止し撥ね返したという事実と、中世において、ヨーロッパ諸国からのアジア進出が始まった戦国時代に織田、豊臣、徳川の三代により日本を統一し、それから約400年後の近世において、地球上の殆ど全域が西欧諸国の近代文明から大きく取り残され植民地と化していた時代に、明治維新で幕藩体制を解き、国の形の転換を成し遂げたのち、奮起し、敢然と歩み結果的には侵略という形の歴史の汚名を受け傍ら、アジアの大勢の人々を巻き込み、戦いの連続の中、広島・長崎にて世界で初めての原子爆弾の投下を受けて、大戦という人類史に一つの幕を下ろしたという事実です。1945年8月15日は終戦記念日にあたりますが、私達はこの様な千数百年の日本の島国としての出来事、文化形成上の特質を知ることが重要です。
_東西の冷戦を経て、今日、日本人が国家間の戦争に加担したり、その主体となることは未来永劫二度とないと予測し、確信出来る程、世界の国々の間は、急速に収斂し、徐々に平均化し、緊密化に向かっています。然かし今後は、日本が世界の中で貧困に苦しむ国や、文化の後進国、紛争国、難民や国を持たない民族の自立や共生等、或いは経済や環境の面でも、将に国として平和の為の無限の努力が使命として果されていると感じます。真の意味での平和の為の戦いであり、道であります。
_
_クラーク博士の有名な言葉「ボーイズビーアンビシャス、青年よ大志を抱け」と同様、今日「日本国民よ、若者よ、大志を抱け。誇るべき先人の努力の歴史と、未来の可能性に思いを致し、平和の為に勇気を奮わせよ」と呼びかけているようです。
(人は家族の平和の為と同時に、人類の心の平和の為に尽くす責務を皆等しく負っている)
核 兵 器 廃 絶 平 和 運 動
(第6版改定版チラシ(ポスティング、ダイレクトメール用)
世界の平和を願い日本を愛する皆様へ
(日本の将来と子供達の未来に思いをはせ、資料編とあわせ折に触れお読み頂ければ幸いです)
地球は一つ、核兵器廃絶の道
この核廃絶の為の平和運動は、世界的視点としては地球全体の資源・エネルギー・食料・自然環境・温暖化・感染症・その他グローバル規模でのあらゆる問題を、最終的には全世界の衆智が集い、有効かつ平和裡に解決して行く為の機構・仕組み・その関係を構築してゆくことを最も重要なテーマとしています。その中心としてあるものは、世界経済・金融等であり、各国のそれらが密接に関係し合って世界情勢を構成しています。これまで国民生活の中心である経済の決定的対立や国の仕組みの違いが、かつての多くの戦争を生む原因と成って来ました。核廃絶への道は、このような要因による経済的対立、政治・国家間の対立を未然に防ぐ為に、それまで武力による解決を最終的手段とする国家概念よりも、人類の英知と衆智の結集、対話と相互理解により解決して行く全く新しい平和的な道、地球存続の為の機構、仕組みのもとに歩むことを提案するものであります。核廃絶、それが可能であるかどうかは、全世界の国の人々が、この進路と趣旨を理解し、全ての国々の指導者が対話と調和を持って協力し、その仕組みを構築出来るか否かの度合いに従って核兵器の削減が成し遂げられるであろうというものです。もし核兵器が依然多数存在したままでの世界的な機構や平和は不完全なものに違いありませんし、かなり不安定で調和に欠けるものであると考えられます。ですから世界でも唯一の被爆国である日本という国は、核兵器廃絶への努力を通して各国が対話協力する仕組みをつくるという大きな使命と責任を負っていると言えるのかも知れません。戦争で捧げた一命の尊さ、その多くの命の代償は、まさに後世の人々が、”人類に戦争の無い世界を創る”という、その目標に対する努力と誠実さによる理想の実現という一点に尽きると思われます。
また一方の視点、国内的にはこの核廃絶の道を日本国としてどう実現していくかという問題であります。もとより国家の基本であり、未来の進路を決める重要な柱である憲法がその最も有効な対象であります。国民投票法が一応法案化され、自衛隊の海外派遣に伴い国際社会との関係や、憲法その制定までの歴史を含め国民的意識としても多くの関心が寄せられる様になって来ました。そうした中で一部の専門家や政治勢力の判断だけで、にわかにその方向性と具体案が決定されたとしたら、戦後日本の歩んだ議会制民主主義政治の成果・総決算としては、余りにお寒いものと言えないでしょうか。ここに国民的運動として、憲法を自由闊達に論ずることの価値と意義があります。私達が提唱する人類の存続と共存の為の核廃絶への道を憲法前文に謳うというテーマについても様々な意見が起こるでしょう。この様な大きな選択と進路の重要性を国民が意識し理解し、様々に議論すれば、各条文において、時代と未来に適合した相応しい方向が自ずと得られるものと考えられます。たとえば、国民主権を更に向上させる為の政治制度の問題、国の象徴である天皇・皇室の役割(負担軽減等の問題)、様々な面で国の使命を呆すべき自衛隊の役割、国連をはじめ各国平等な立場での集団的安全保障に関する課題、日本固有の文化伝統・宗教の継承と、政治・軍事・宗教の強固な一体化に対し、戦後制裁的に課された政教分離の問題(憲法20条③終戦記念日の政府・行政長等の靖国参拝問題)、予算編成・法案作成等政府官僚の力に偏りすぎた、半ば国民不在の議会政治制度の問題、政治家への叙勲の問題、私学の独立性や教育の中立性の問題、様々な課題が有る筈であります。将来の改革を含め国家の根幹的問題が、いつの間にか押し付け的に決まっていく政治風土と、かたや憲法への過度な無関心は、往々にして国民不在の政治へと繋がってゆくと危惧されます。
一つの国家に於いて、憲法は大黒柱の様なものです。それを中心として家庭があり、勤労があり、教育や様々な要素が重なり合って、社会が継承され国が成り立っています。国民にとって国が何を守ってくれて、何をしてくれるかという事と同時に、国家がどの様な社会をつくり、どの様な平和な世界を目指すかに関心を持つことも私達国民として大切な要素の一つではないでしょうか。憲法という最も重要で根本的な課題に目を背けずに向き合うことが民主主義と世界平和構築への更なる一歩であると思われます。国民にとって良き社会・政治を実現するには憲法に真剣に向き合うことが必要です。
私達祖先の歩んできた幕末以来の歴史、茨の道は、後世にも多くの評価が伴い、不幸な時代も含めその成果・成否は、明るく希望ある未来の創造如何に懸かっているとも言えます。素晴らしい日本、素晴らしい世界を標榜する所に、全ての不幸や失敗・犠牲も生かされるのだと思われます。国民を通じた未来の日本と世界の為の憲法論議を進めることをこの運動の重要な課題の一つとして位置づけ、その上に立って財政再建や、国民生活(年金、医療等)、教育、農林漁業と高齢化、少子化等、様々な課題を議論してゆくべきと考えます。
皆様も問題意識を持って憲法を考え学んでみませんか。
核兵器廃絶の道は私達のこの日本から(本文)
日本人として思うこと(戦争という影)
私達多くの人々は、日本人として生まれたことを誇りに思い、日本の四季折々の自然とそこに育くまれた日本人の生活と文化をこよなく愛することができるでしょう。小川のせせらぎ、黄金色に輝く夕陽の中の赤とんぼ、日暮れ時の犬の遠吠えにまじり薪を割る音、夜のとばりが落ちる頃の虫の音の静けさ……。戦争から帰って生活も落ち着き、心の平静を取り戻しかけていた人々父親達、内地にいて戦争の悲惨を感じ、それでも逞しく生きようとひた向きな母親、女性達、そんな後姿を見て幼い時を育った多くの戦後世代の人々にとって、生活をとりまく環境と自然は素朴でかつ簡素ではありますが、今日のようには機械や文明の利器がなかった分、自然との格闘と生きる為の知恵に満ちていました。それは正に当時の日本人の独特の文化といってよいでしょう。
中学校・高校と戦争を体験した教師は少なくありませんでした。授業以外は物静かで重みがあり、人間としての過ちに対し、叱る時の勢いは強烈なものがありました。社会科・歴史の勉強は暗記が多く、当時は余り興味が持てなかったのですが、特に学年末の終盤、近代から現代の日本史は、幕末・明治維新にかけて習うと、それ以降の大正・昭和の授業はいつの間にかあいまいになり、終了して仕舞うのが常でありました。第二次世界大戦(1939~1945年)に敗北した詳細は、我々の時代、戦争物の漫画本で多くを知ったと言ってよいでしょう。それでも明治の維新、夜明け前の士々達が叫んだ「尊王攘夷」と「開国」、そして「富国強兵」などという言葉が、教科書の行間に太字で書かれ、期末試験に備え暗記した事が今でも強く記憶に残っています。
憲法とは、私達の生活にとって、無縁のものでしょうか。
尊王攘夷に始まり、そして700年近く続いた武家社会に幕を降ろした、明治維新以降の日本の歴史は、太平洋戦争(1941~1945年)又の名を大東亜戦争(大東亜共栄圏)で終結を見ました。その77年(1868年明治元年~1945年終戦)の歩みを裏付けたのは、ある意味では明治22年の大日本帝国憲法の制定にあったと見ることができます。
明治維新までの歩みと、憲法制定までの22年という期間は、尊王攘夷を御旗に維新を目指した雄藩が、強大な外国の力を前に、打ち負かすことなど無理と知ると、開国そして富国強兵、更に西洋型の近代国家の形成にひた走り、国の形が整ったのがやっと憲法が制定された明治の22年頃(1889年)であったと見るべきでしょう。その後、日清(1894年)・日露戦争(1904年)、第一次世界大戦(1914~1918年)、満州事変(1931年)、日中戦争(1937年~)と続き、歴史の流れの一つの終結を見た第二次世界大戦では、日本で300万人以上の犠牲者を出しました。世界中では図り知れない犠牲です。主要都市は焼野原となり、明日の食料にも事欠く当時の困窮の様子は私にも推測でしかそれを知ることが出来ません。……しかし、そんな日本の再生の為にやってきたのが、アメリカの占領軍又は連合国軍(当時戦勝国としての米・ソ・英・仏・中・蘭・オーストラリア他多くの国の連合)というものです。つまり大戦の戦勝国代表としての米国軍が日本を占領統治した訳です。ポツダム宣言に基づき軍艦・大砲あらゆる武器を全て滅却し・再軍備をしないことの前提に当時の日本国の再生が図られました。その基本となるのが終戦の翌年に公布された民主主義を基本とした日本国憲法(1946年~)です。これは一部米軍のスタッフが起草に深くかかわり、短兵急に作成されたと伝えられますが、世界(連合国側)が日本に与えてくれた、日本が再生する為に国の基本として必要な最高法規としての憲法であったと、捉えるべきと思います。高邁な理想を謳う日本国憲法の英語で書かれた前文(原文)は、合衆国憲法にも劣らぬ格調高いものであると評する意見もあります。
人類から戦争と核兵器を根絶し、不要のものとすることは
可能なのでしょうか。
皆様、ここで命というものを考えてみて下さい。全ての人にとって命はたった一つ、人生は一度しかないものです。ある男性と女性の出会いによって生まれたものです。生命誕生の瞬間に於いて古今東西この原則に違い生まれた人はいません。然しその運命的・奇蹟的な出会いと営みも、それぞれその前の生命、その前の前の生命と辿ってゆくと、10代、100代、万代と遡ることが出来ます。つまりこの今ある命は父母のみによって、又今生においてのみ全てが創られ、与えられ、育まれた命という意味だけではなく、永遠の命の営みの継続としてある尊いものだということが分かります。このことは現世でどんな境遇にあれ、不変のものとしての生命の尊厳と価値があることを意味しているでしょう。いずれの国に住もうと、男女の別なく全ての国の人々について言えることです。
さて話を戻してみましょう。戦後まもなく制定された日本国憲法には、素晴らしい理想を謳った前文と、第9条という不戦を誓う内容の条文があります。他にも国民の象徴としての天皇の地位、基本的人権・男女の平等・様々な自由や平等の権利、その他多くのかつ全く新しく生まれ変わった内容の条文となっています。さてこの9条に見られる特異で貴重な憲法典の内容は二通りに解釈されます。第一は理想論として、米軍の駐留する間、又はそれ以降も、軍備を必要としない絶対平和圏がアジア及び世界に築かれることを想定したもの、そしてもう一つは、この憲法を制定する為、第1~8条を含め、この憲法典そのものの成立を担保する見返りとして、連合国側(極東委員会)が求めたという解釈です。つまり米軍の駐留が続く限り有効であり、将来日本の国民に民主政治が根付き、平和で民主的な国家としてこの憲法をふさわしいものに改正する事が可能になるまでの限定的なものという意味あいであります。
戦争をなくし、対話と強調により各国が共存出来る世界は
可能でしょうか。 以和為貴
さて昭和21年の憲法制定からその後の歴史の流れはどうでしょう。昭和24年中華人民共和国成立(共産党による革命政権)。昭和25年中・ソ友好条約、朝鮮戦争開戦。警察予備隊発足(自衛隊の前身)。昭和26年サンフランシスコ講和条約。日米安保調印。昭和27年講和条約発効、敗戦から立ち直り日本独立。警察予備隊が保安隊へ改称。昭和29年防衛庁設置、保安隊から改変し自衛隊発足へ。・・・・・・日本国憲法は連合国軍(米軍)の統治下を前提として出来たものであった訳ですが、朝鮮戦争勃発と共に、第一の夢である理想論としてのアジアの絶対平和構築という解釈は遠いものとなってしまい、連合国同志そのものが対立する構図(米・ソが対立する東西の冷戦~1989年)となりました。しかし当時日本が独立する為には、連合国代表としての米国の占領統治下から日米安保という二国間条約に移行しなければならなかった訳です。しかも玄界灘をはさみ朝鮮半島からの有事の危機が迫り、はからずも自衛隊の発足が必要になったのは当然の結果であったでしょう。このとき、日本は敗戦から立ち直る復興の為に憲法の改正ではなく堅持を選択し、セルフディフェンスフォース(自衛隊)と称する攻撃性を持たない、憲法に抵触しない自衛権(国際法上の権利)の現実的手段としての確立(専守防衛)を遂げます。
戦後憲法制定より60年以上経た今日、大日本帝国憲法下での56年(1889~1945年)を上回るものとなりました。歴史的意味に隔たりはありますが「和を以って貴しとなし・・・」で知られる聖徳太子時代の十七条憲法(604年)の存在も多くの日本人にとって知られる所です。この様に正に憲法の歩みと共に国と国民が一体となって大きな歴史のうねりの中を歩んで来たことが分かります。然程に憲法は国の未来・一国の運命、そしてこれからは世界の未来・行く末とも深く大きくかかわるものであります。
戦争という不幸と悲しみから死者の声を聞く
さて、命の話に少し戻りましょう。このかけがえのない命、皆それぞれに違った境遇に生まれ落ち、様々な差別や偏見もあるこの世の中で、娑婆苦といわれる荒波にもまれ、煩悩の業火にさらされながら、それでも少しづつ理性を通し仏性とか神性というものに近づくことを理想的・最終的な人の道として生きる意味を教えられます。釈尊やイエスは出自が王家であろうと貧しい身分であろうと、その様に生きることが、人としての幸福に結び付くと自らが実践し、多くの人々、偉人達と共に私達人類にその証しを残されました。イスラムの教えや歴史の風雪に耐えた他の多くの宗教も同様な性質のものでしょう・・・・・・。先の大戦で亡くなられた多くの方々は、このかけがえのない命を、人生街道の半ばで、令状一枚で戦地へ赴き、遥か遠く異国の地に散って逝かれました(いまも100万を超える人々の遺骨が本土以遠に眠っています)。
また内地にあっては空襲などの戦災で亡くなられた方々、また生活物資の欠乏の中、病で亡くなられた方々の、何と悲しい無念なことでしょう。もっともっと生きて、生き抜いて、苦楽も味わい、生きる喜びをかみしめ、自らの人生を全うしたかったことでしょう。
私達の生命は、肉体の他に精神・心という作用があります。肉体は物体としては独立していて他人とは別の物ですが、心は共有したり、一体となったり、他の人の心の深層に残り、時を越えて生き続けることも出来ます。つまり、人は意思を伝え、心を通じてつながっているとも言えます。又、人ばかりでなく、森羅万象あらゆることがその人の心の中で生き続ける要素となり得るのです。「戦争によい戦争はなく、平和に悪い平和はない」という諺がありますが、当時の状況の中で、祖国の為、同胞の為と誓って、死を覚悟で散って逝かれた人々の心は、帰還者や多くの人々の心の中に生き続け今もあるのでしょう。
核兵器の廃絶への努力は私達日本人の最大の使命
(憲法前文に核兵器廃絶の道を宣言する運動を推進します。)
さて、話が憲法の方に戻ります。この素晴らしい憲法にも、それを支えてくれた多くの国々の人々、世界中の人々に、いつかは恩返しをしなければならない時がいつか来ると思います。なぜならば人間は常に過去に照らして前を見つめ、希望を抱き夢を描き、理想を持って未来を創造して行かねば生きてはゆけないものであるからでしょう。60年以上日本を導いてくれたこの貴重な憲法に、今度は世界中の人々の為にこれから100年、いやもっと長く未来に持ち続けられる夢や理想を憲法に謳い、希望をこめて歩まなければならないと思います。その最も大きな理想とは何でしょう。・・・・・・人類にとって未曾有の第二次世界大戦という大きな惨禍の中にあって、最も悲しむべきは、広島・長崎(1945年8月)での20万人もの人々が亡くなられた原爆の惨事でありましょう。逃げる間もなく瞬時にして此の世の終末を迎え果てた人々の無念と悲しみは、日本の民族・国民として永遠に忘れてはならぬものです。私達に無言で語りかける使者の魂の声として、心の中に永遠にとどめられ生き続けなければなりません。勝者、敗者にかかわらず人類にこの不幸を二度と繰り返させてはならないと、正に天上から私達に囁きかけているのが聞こえるようです。この地球上で、再び核兵器の使用がなされる時は、人類の滅亡を意味するという深刻な事態を受けとめ、その死者の心と声に誠実に耳を傾け、核廃絶の必要性をあらゆる人々に伝え広める使命が、日本人である私達にこそあるのだと確信致します。またそのことが憲法の前文にはっきりと謳われ、世界に向けて、未来、核兵器の廃絶と、戦争のない平和な世界を築くあらゆる仕組みの礎となり、一翼となることが、国として宣言され、国家の目標であることを明確にすることが必要であると思われます。そのことが、死者の心・霊に対する最も温かき心遣いであり、賢明な選択であると考えられます。
心というかけがえのない宝物
(世界に広めよう核兵器の廃絶と平和:平和と知恵の結集・協力が地球を救う。)
今日アメリカの日本国内に於ける軍事拠点のうち、嘉手納基地と横田基地の空域の官制圏が返還されることとなりました。軍事的にみると特定の空域を占有し、日本の国土及びアジアの平和を重点的に守る体制から次の段階へ移行することを示唆しています。余り敏感に反応すべきものではないのでしょうが、日本・アジアの安全保障にとって、とても大きな変化であることも事実です。憲法制定時の夢であったアジアの絶対平和と、本来あるべき国の守りとは何かについて、国民自らが自身の問題として、国際社会との強調の中で責任をもち、実現してゆかなければならない時代の到来を意味していると考えられます。
戦後、当時の憲法制定には目標があった筈です。その大きな成果は敗戦からの復興、経済的成長による日本の民主主義社会の成熟であったと思われます。しかし、国内的には目標を達成し、豊かさに慣れ、豊かさが一人歩きをして、国の目標や理想が希薄になり、憲法前文にもある「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」という崇高な言葉・夢は忘れ去られている様な気がします。
さてここで、例え話しに置き代えると、地球と言う海に浮かぶ大陸・国々は、まるで水辺に浮かぶ小人達が乗る箱舟と同じ様に見えます。天の怒りによって一旦大きな嵐が起こると、散り散りになり、転覆して仕舞いますが、互いが丈夫で強い綱で結ばれていると沈まず存続することが出来ます。この綱にあたるのが助けあいと協力であり、対話(コミュニケーション)であり、そして創造的に前向きに融和団結するという人間の特性であります。今日の文明を築いて来た大きな所以でもあります。現在世界のCO2排出量は約72億トンと言われています。海面や森林、その他で吸収可能な、均衡的数値は約31億トンと推定されていますから、相当のスピードでCO2過剰による温暖化が進んでいると考えられます。近代文明の繁栄、また現代社会の価値観(経済発展イコール富と幸せの増大)さえも変える大きな出来事かも知れまん。・・・・・・危機はチャンスでもあるという言葉があります。世界中の国々の人が知恵を寄せ合い、協力して、地球温暖化や核の危機、その他あらゆる問題を、民族や宗教、言語、国家や政治体制といった困難で複雑な壁を乗り越えて解決してゆくことが必要です。そして、世界中のより多くの人々にとって、誰もが繁栄の価値を享受してゆける未来を築けるよう、また何よりも核兵器廃絶へ向け、戦争のない平和という心の幸せを取り戻すことが出来る世界にすることが、本当の繁栄と進歩と言えるのではないでしょうか。少子高齢化の進む日本に於いて、今、最も求められるのが希望であり、夢となる目標ではないかと感じています。人類の守るべきもの、日本人の築くべき未来は何か、明るい世界、希望のある国、その心の寄り所となる輝く将来の為の進路を、国民の声で着実に実現して行きましょう。同時に私達国民には専門的知識はありませんが、一国民として危惧を持つことのない様、政党や政治家、官僚の人々が、この難しい問題を何とか克服すべきだと考えます。あなたのすぐ隣の友人・家族・地域から、夢を現実のものとする為に、未来の希望を祈りましょう。さあ一歩づつ、一歩づつ・・・・・・
始めよう核兵器と戦争のない平和な世界・未来と希望の明日をめざし!
